Home » Archive

和の暮らし カテゴリー記事一覧

写真で見る大正時代の人間模様

[27 2月 2010 | No Comment | ]
写真で見る大正時代の人間模様

大正時代という言葉から連想されるものを考えた時、私の頭に真っ先に浮かんできた言葉が「大正デモクラシー」。
広辞苑によると、「大正期に顕著となった民主主義(デモクラシー)的・自由主義的風潮のこと」となっています。
年代は、日露戦争に勝利した後の1910年代から、第一次世界大戦の戦争特需があった1920年代頃。
この頃の日本は、急速に力をつけて世界各国から先進国の一員として認められ始めていました。
それと同時に資本主義経済も急激な発展を見せ、「成金」などと呼ばれる、にわかセレブまで現れ始めました。
私のイメージの中で、この「成金」という言葉が非常に強く残っているのでしょう。
「大正時代デモクラシー」やそれに近い「大正ロマン」という言葉の中には、
多分に「華やかさ」というイメージが刷り込まれています。
事実、そういう華やかな暮らしをしていた人がたくさんいたんでしょうが、恐らくそれは、歴史の中のほんの一面。
教科書に出てくるような特殊な人物群だったんでしょう。
私は今回、自分の知識の不足からきた「大正デモクラシー」「大正ロマン」=「華やか」という
安易で間違った考え方の反省も込めて、教科書に出てこないような普通の人々の暮らしぶりを
写真を通して紹介したいと思います。
勿論、それらの写真も歴史の中のほんの一面。
様々な生活の営みがある中から、一部のみを抜粋したもの。
しかし、そこには教科書には載ってなかった大正時代の何かがあると思います。
【薪拾いをしている女の子】
こんな笑顔を出来る子が現代にいるのかと思えるほどの、屈託の無い可愛い笑顔。

【仕事の休憩中に笑顔を見せる村娘】
女は愛嬌といいますが、笑顔から彼女の人間性が見えますね。

【パイプを吸う農家のおじいさん】
農作業の合間にパイプで一服。時代背景からしてタバコじゃないかもですね。

【魚が釣れて喜ぶ漁師たち】
右上の親方のような人、怖そうですね。

【自分の凧をカメラに見せる子供たち】
凧をカメラに見せる自慢げな顔が凄く可愛いです。

【かまぼこを焼くおじいさん】
タイトルはかまぼことしましたが、?がつきます。何を焼いているんでしょうね。

【孫娘に繭(まゆ)の紡ぎ方を教えるおじいさん】
左に写っている子供は短髪ですが、女の子です。おじいさんの仕事見て勉強中。

【太鼓とお神輿と子供たち】
みんなカメラ目線なのが凄く可愛いですね。

上で紹介した写真は全て、「写真家・江南信國氏(T.Enami)」が撮影し、
Okinawa Sobaさんが収集したものになります。
今回はOkinawa Sobaさんから画像の使用許可を頂き、当サイトに掲載させて頂きました。
ソースは以下になり、また他にもたくさんの画像がありますので、是非参照して下さい。
■ T. ENAMI’S TAISHO-ERA STOCK PHOTO FILE – a set on Flickr

ホワイトデーのお返しに面白いかも:もらってビックリ花火玉のお菓子

[19 2月 2010 | No Comment | ]
ホワイトデーのお返しに面白いかも:もらってビックリ花火玉のお菓子

バレンタインも終わり、みなさんチョコは沢山もらいましたか?
チョコをたくさんもらうと、それはそれで大変嬉しい事なんですが、
その後にやってくる、あの日の事を考えるとちょっと凹みますよね。
そうです、バレンタインデーの後には必ずホワイトデーがやってきます。
毎年毎年、飽きもせずに、チョコをもらえば何かを返すというスパイラル。
もうそろそろお返しのネタも尽きている頃だと思います。
今回は、そんなホワイトデーのお返しに最適??な一風変わったお菓子を紹介します。
ただし、このお菓子はノリの分からない子に渡すと、引かれる可能性があるので注意して下さい。
花火玉のお菓子
これを見た瞬間、絶対に誰でも「えっ」てなると思います。
出来ればラッピングも何もせずにこのまま渡した方がいいでしょう。

ふたを開けるとさらにビックリ。
めちゃくちゃ可愛らしいカラフルな飴が入っています。
「縁日の飴」と言うらしいですよ。
外見と中身のギャップにグッと来るかもです。

花火玉の中身は飴の他にも色んな物が・・・。
左側が、氷玉ガム。右側が、笛ラムネ。

下の二つはチョコですね。
左側が、たまごチョコ。右側が小石チョコ。
どれもこれも、一風変わった粋なネーミングです。

何度も言うようですが、この花火玉お菓子はすごいインパクトがあるので
ノリの分からない人にあげちゃうと思いっきり引かれる可能性があります。
しかし、ノリの分かる人にあげると、絶対に喜ばれますし、話題にもなります。
今年のホワイトデーは、ちょっと目立ってみませんか?
ちなみに、1個税込で577円です。
こちらの、ショップで買い物ができますよ。
★こだわりの和雑貨 和敬静寂★

子供と一緒に思い出づくり:簡単にできるひな祭り人形組み立てキット

[18 2月 2010 | No Comment | ]
子供と一緒に思い出づくり:簡単にできるひな祭り人形組み立てキット

もうすぐひな祭り。
女の子にとっては、ワクワクする季節ですよね。
親御さん達はどうですか?
金銭的な問題やお部屋のスペースの関係であまり高価で大きな雛人形は置きたくない。
でも、小さくて簡易的な雛人形だと子供が可哀想、などと頭を悩ませている方もいるのではないですか?
そこで今回は、一つの提案です。
雛人形をお子さんと一緒に手作りしてはいかかでしょう?
決して見た目は、大袈裟にも素晴らしい雛人形とは言えませんが、
お子さんと一緒に作る事によって、必ず、思い出に残る雛人形、雛祭りになると思います。
勿論、一から全てを作るのならば、組み立てが苦手な人もいるでしょうから失敗する事もあります。
また、期間内に完成せず、雛祭りに間に合わないと言う事も考えられなくはありません。
なので、こんなのはどうでしょうか?
雛人形の組み立てキットです。

パーツはたったこれだけ。
勿論、説明書も付いているので、手順通りに進んで行けば、苦手な方でも簡単に組み立てられます。
お子さんとワイワイ楽しみながら作っていると、あっという間だと思いますよ。
完成はこんな感じです。

見た目にはお世辞にも、高価な雛人形には見えませんが、
お子さんとの楽しい思い出の詰まったオンリーワンの雛人形になると思います。
この雛人形組み立てキットは下から購入が可能です。
★こだわりの和雑貨 和敬静寂

かなり深くて思わず関心してしまう「西岡棟梁の言葉Bot」~Twitter Bot

[19 1月 2010 | No Comment | ]
かなり深くて思わず関心してしまう「西岡棟梁の言葉Bot」~Twitter Bot

今まで、色んなTwitter Botをフォローしましたが、すぐに飽きが来てリムーブするというパターンが続いていました。しかし、この西岡棟梁Botだけは全くの別で、いつどんな呟きを見ても「んー、深い」と感心させられる事ばかり。
私が今までに出会ったBotの中でも、自信を持ってベストと言えるものだと思います。
西岡棟梁がどんな人なのかを説明する前に、まずはこのBotの呟きを幾つか紹介します。この時点で恐らく、深いと感じる人と全く興味が湧かない人にはっきりと分かれると思います。興味のある人にとっては、すごく深いと思える言葉がたくさんあると思いますよ。ただ、西岡棟梁が「法隆寺などの寺社改修に関わった奈良の宮大工」と言う事は、頭に入れておいて下さい。そうしないと、全く話が分かりません。
宮大工・西岡棟梁Botの呟きいろいろ
棟梁いうものは何かいいましたら、「棟梁は、木のクセを見抜いて、それを適材適所に使う」ことやね。木のクセをうまく組むためには人の心を組まなあきません。
木も人間も自然のなかでは同じようなもんや。どっちが一方偉い雄ことはないんや。互いに歩みよってはじめてものができるんです。それを全部人間のつごうでどうにかしようとしたら、あきませんな。
どんな有名なお寺見てもらっても、棟梁の名まえなんて書いてありませんでっしゃろ。自分が自慢になるからせなんだんや。とにかく自分で仏さんにならんと堂をつくる資格がない、神さんにならんとお宮さんやる資格がないと言われてます。
法隆寺を知らなんだら文化人やないいうてぎょうさん人が見に来ますがな、ネコもシャクシもみな法隆寺や。ちっとも法隆寺のことわかってないのや。ただ古いからゆうて見にくる。ただ古いのがええんやったら、その辺の土や石の方がよっぽど古い。
木というのは正直です。動けない所で自分なりに生きのびる方法を知っておるでしょ。わたくしどもは木のクセのことを木の心やと言うとります。風をよけて、こっちへねじろうとしているのが、神経はないけど心があるということですな。
すごいのはヒノキの耐用年数の長さに千三百年前の人が気がついていたってことです。法隆寺を解体しまして屋根瓦をはずすと、今まで重荷がかかっていた垂木がはねかえっていくんです。われわれ大工の間ではね、樹齢千年の木は堂棟として千年は持つと言われてるんです。
彫刻する人が仏さん彫るとき、一刀三礼(らい)といいますわな。わたしたちは「一打ち三礼」ですな。「千年もってくれ、千年もってくれ」と打つわけですわ。無になって伽藍建てるわけですな。
わたしらは堂や塔を建てるのが仕事ですがな。仕事とは「仕える事」と書くんですわな。塔を建てることに仕えたてまつるいうことです。もうけとは違います。そやから心に欲があってはならんのです。
今回紹介したのは、西岡棟梁Botのほんの一部の呟きです。しかし、この一部の呟きだけを見ても、自然と建築、さらには道具と仕事などが全て、人間の生き方に繋がってくるような深さを連想させます。
一日に3,4回しか呟きませんが、それが却って邪魔にはならず、Botの言葉により一層の深みを与えているのかもしれません。
西岡棟梁とは??
それでは、この西岡棟梁がどんな人だったのかと言うと、本名は西岡常一(にしおかつねかず)。在世期間は明治41年~平成7年。奈良県出身の宮大工で祖父・父・本人の三代に渡る法隆寺宮大工の棟梁。法隆寺金堂の「昭和の大修理」や法輪寺三重塔、さらには薬師寺金堂やその西塔、中門、玄奘三蔵院などの再建を手がけた事でも有名。「最後の宮大工」とも呼ばれ、飛鳥時代から受け継がれてきた寺院建築の技法を後世に伝えるためにも尽力した人物。平成四年には宮大工としては初となる文化功労賞を受賞。(西岡常一 – Wikipedia)
宮大工という仕事を、元々、心のどこかでかっこいいと感じていたからかもしれませんが、私にとって西岡棟梁の言葉は、凄く心に響いてきます。感じ方は、人それぞれ違うでしょうが、みなさんにとってはどうなんでしょうか?
「西岡棟梁Botいいなぁ」と思った方は是非一度フォローしてみて下さい。
■ 西岡棟梁の言葉BOT (kinimanabebot) on Twitter

現役力士や相撲部屋が運営している18ブログをまとめてみました

[12 1月 2010 | No Comment | ]
現役力士や相撲部屋が運営している18ブログをまとめてみました

2010年の春場所もスタートし、魁皇がついに千代の富士の持つ幕内最多勝利数807を抜き新記録を樹立!同期が今、巷を騒がせている平成の大横綱・貴乃花、そして、K-1やハッスルなどにも参戦している元横綱・曙なんですから、本当に忍耐強くコツコツと頑張ってきたのが良く分かります。
そんな魁皇に敬意を表して、今日は現役の力士が個人運営しているブログと力士が所属している相撲部屋が運営しているブログ(ホームページではない)をまとめてみました。みんな色んな思いを持って相撲に取り組んでいるんだなぁと言うのが良く分かりますし、ブラウン管からでは分からない、それぞれの力士の人間性もビシビシ伝わってくるものばかりなので、見ていて本当に楽しいですよ。
今回は、比較的キチッと更新されているものを17サイト集めてみました。
現役力士の個人ブログ
■ 朝青龍オフィシャルブログ
西の横綱・朝青龍の公式ブログ。ですが運営は全てマネージャーがやっているようです。(日本語を書くのが難しいからだと思う・・・)ただ、朝青龍の面白いプライベートがたくさん載っていますので見ていて楽しいですよ。

■ 琴欧洲オフィシャルブログ ちゃんこ鍋とヨーグルトって意外と合うんです
東の大関筆頭・琴欧洲の公式ブログ。つたない日本語で一生懸命頑張っている感じが凄くよく出ています。癒されたい人にjは特にオススメのブログです。

■ 大関日馬富士ブログ「真っ向勝負!」
西の大関筆頭・日馬富士の公式ブログ。日本語が少し変な所もありますが、それが逆に日馬富士の真面目さを十分に表現しているような気がします。なぜか心にグッと来る良いブログです。

■ 千代大海オフィシャルブログ『Synchro nicity ~シンクロニシティ~』
西の関脇・千代大海の公式ブログ。先場所の負け越しで大関から陥落、今場所また負け越すような事があれば引退もささやかれている千代大海ですが、ブログの中で自分の気持についても触れています。人間味あふれる凄く良いブログだと思います。

■ 琴奨菊オフィシャルブログ「琴奨菊物語」
東の小結・琴奨菊の公式ブログ。強烈ながぶり寄りで相手を圧倒する反面、すごく温和で愛嬌のあるキャラクターが特徴の琴奨菊ですが、ブログではその愛嬌の方が全面に出ていて凄く面白いです。

■ 豪風がんばるぞ!
西前頭4・豪風の公式ブログ。小柄ながらもあふれる気迫と美味い相撲で幕内に安定している豪風ですが、ブログでは家族思いの優しい部分が全開です。プライベートの写真もたくさん載せてくれているので面白いですよ。

■ 大相撲力士・霜鳳の公式ブログ
西前頭13・霜鳳の公式ブログ。取り組みの結果や家族とのプライベートショットまでマメに掲載されています。今場所は連勝中なので三賞の可能性もありますよ。

■ 現役力士「普天王」どすこい大相撲日記
東十両3・普天王の公式ブログ。一時期、西の小結まで行きましたが、ケガが原因で現在は十両。しかし、ブログを見ていると、彼がいかに明るく前向きな力士であるかが良く分かります。もう一度三役を狙ってほしいですね。

相撲部屋が運営しているブログ
出羽海部屋公式ブログ
上の普天王が所属する出羽海部屋の公式ブログです。
境川部屋のジオログ
東前頭2の豪栄道や、岩木山、豊響などが所属する境川部屋が運営するブログ。
みんなの部屋-友綱部屋ブログ
歴代最多勝利数、最多幕内在位を誇る魁皇が所属する友綱部屋のブログ。
大相撲 武蔵川部屋の日々
元大関の雅山や垣添などが所属し、武蔵丸や武双山がいた事でも知られる武蔵川部屋のブログ。
玉ノ井部屋お相撲さんブログ
元大関・栃東が親方、玉ノ井部屋のブログ。ちなみに親方個人のブログもあります。
(玉の井親方のブログ:玉ノ井親方(元大関栃東)公式ブログ)
大相撲 芝田山部屋ブログ
スイーツマニアでも知られるあの元横綱・大乃国の芝田山親方の部屋です。
錣山部屋ブログ!
東前頭12の豊真将などが所属する錣山部屋のブログ。
相撲のス(ブログ)
元東前頭筆頭の久島海が設立した田子ノ浦親方が運営するブログ。
水 戸 泉 メ モ リ(ブログ)
大胆な塩撒きで人気を博した元関脇・水戸泉(現在は年寄・錦戸)が運営する個人ブログ。
まだまた他にもたくさんの力士ブログや相撲部屋ブログがありますが、今回はこのくらいにしておきます。
今場所は、「貴乃花親方の理事選出馬」など土俵の外で何かと見どころが多い相撲界ですが、魁皇の最多勝利記録や白鳳の連勝記録、そして崖っぷち・千代大海の踏ん張りなど土俵上でも注目する事はたくさんあります。今年も一年力士の方には良い相撲を見せてもらいたいですね。

30分で作る、ありあわせの材料で七草粥

[7 1月 2010 | No Comment | ]
30分で作る、ありあわせの材料で七草粥

今日は1月7日。今年一年の無病息災を祈って、七草粥を食べる日です。
本来春の七草は、
セリ
ナズナ
ゴギョウ
ハコベラ
ホトケノザ
スズナ
スズシロ
の7種類ですが、なかなかこれだけの食材を揃えるのは難しい・・
(スーパーなどでセットで販売している場合もありますが、ぶっちゃけ今日は寒くて外に出たくない)
という事で、ありあわせの材料を使って七草粥を作ってみることにしました。
半分、うちの庭で作っている家庭菜園の野菜の自慢です。
基本的に青菜なら何でもいい感じに作れます。
材料(ふたり分くらい)
ご飯 お茶碗1膳
お水 お米の約5倍
大根の葉っぱ(スズシロ)
大根
小松菜
チンゲン菜
春菊
ネギ
お好みのダシ汁 1カップ
自慢の庭の野菜たち

春菊・小松菜・チンゲン菜・ねぎ
大根は買ったもの
採れたてのみずみずしいおネギちゃん

おかゆはお米から炊くと時間がかかるので昨日の残りごはんを使って作ります。
ありあわせ七草粥レシピ
土鍋にご飯をおちゃわん一膳投入。
お水・だし汁を加えて、沸騰するまで強火で一煮立ち

土鍋を火にかけている間に、野菜を細かく刻みます。

大根はいちょう切りに

春菊・チンゲン菜など、味が独特なものは塩を入れてさっと下茹でして、水気をきって置いておく。
お鍋が一煮立ちしたら、大根など煮えにくいものを先に入れて、蓋をして中火~弱火でコトコト20分くらい。今回は、小松菜のくき部分も一緒に入れてコトコトしました。
この時、ちゃんと見ていないと吹きこぼれやすいので注意しましょう(←吹きこぼした人)

20分ぐらいコトコトすると、だいぶとろみがついてお粥らしくなります。
下茹でした野菜・その他の野菜を全部投入して、軽く一煮立ちさせたらできあがり!お好みで塩や醤油で味を整えてもOK。
私はバターを入れるのが好きです。

野菜たっぷりで、健康になった気分になれますね。
それにしても、ご飯一膳分でかなりのボリュームになりました。お粥ってすごい!