レトロ・グランジ・和風サイトにも合いそうなフリーのアイコン20セット

レトロ・グランジ・和風サイトにも合いそうなフリーのアイコン20セット

レトロとグランジはどう違うのって聞かれた時に一瞬悩んでしまいます。
どちらもたまに使う言葉なのですが、両方を同じような意味で、また、同じようなニュアンスで使っている事がよくあります。なので違いを調べる為に、簡単にですが辞書を引いてみました。
レトロを広辞苑で調べると、「復古調。懐古的。ある時代の様式を真似た様。また、それを好む事。」となっています。ここから考えるとよく使われる「昭和レトロ」という言葉は、昭和の様式や雰囲気を懐かしみながら再現したもの。または、それを好む事と言う事になります。
対するグランジですが、英語では「Grunge」、これを日本語訳してみると「汚いもの、ゴミ、くず、だらしなく汚れた感じの服装」といったあまり聞こえの良くない言葉が出てきます。私が持っているグランジのイメージは、恐らく最後の「だらしなく汚れた感じの服装」の印象だと思います。
ではなぜ、この二つのイメージが重なってしまうのか?二つの言葉に共通するニュアンスが何なのか?を考えてみると、やはり「古さ」とか「昔っぽさ」と言う共通する部分があり、それぞれに懐かしい雰囲気が多分にあるのが理由なのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、今回は、レトロ・グランジといった古めかしいデザインのサイトを作る時に役立ちそうなアイコンをまとめてしました。ソーシャルメディア中心のアイコンセットになりますが、サイトの雰囲気を壊さない良い感じのものばかりです。勿論、和風サイトにも合いそうですので参考になれば嬉しく思います。
→ 和風ブログ・サイトランキング★
Outlaw Design Blog » Free Grunge Style Social Bookmarking Icons
色が薄れて汚れた感じにレトロっぽさを感じるアイコン。
【個人・商用利用OK】

Free Social Media Icons: Old Bottle Crowns Icon Set
瓶のふたがモチーフのアイコン。傷のつき方なんかもいい味があります。
【20アイコン 200px x 200px PNG 個人・商用利用OK】

Set of social grunge icons by ~Tydlinka on deviantART
こちらもボトルキャップ型のアイコン。色がキレイです。
【16 x 16 | 32 x 32 | 64 x 64 PNG Creative Commons — Attribution-No Derivative Works 3.0 Unported】

Free Icons: Grunge Peeling Stickers Social Media Icons | Tutorial9
端の部分が少し剥がれそうなシールがモチーフ。昔、机に貼っていたシールはこんな感じで剥がれそうだったなー。
【20アイコン 128×128px PNG 個人・商用利用OK】

Worn Out Soda Cans Social Media Icon Pack | DesignBump
色が風化しサビも出ている缶のアイコン。パンチはあります。
【200×200 PNG 個人・商用利用OK】

154 Worn Cloth Social Networking Icons | WebTreats ETC
暖かいセーターのような雰囲気。レトロな雰囲気のサイトにはピッタリだと思います。
【154アイコン 個人・商用利用OK】

Burnt Wood: A Social Media Icon Set
木が焼けたような、または、パンが焦げすぎたような感じを受けるアイコンセット。
【12アイコン 420×420px PNG 個人・商用利用OK】

Grunge …

[2010/04/14 | No Comment | ]

縦長のデザインを作る時の参考になる歌川国芳の掛物絵&中短冊14枚

縦長のデザインを作る時の参考になる歌川国芳の掛物絵&中短冊14枚

縦長のギャンバスに書道や絵画、もしくは何らかのデザインを作成する時、物の配置や余白の取り方、さらには色の使い方など、様々な部分でバランスを取るのが非常に難しいと思います。
下の作品は、歌川国芳作が掛物や中短冊に描いた縦長のデザイン。
どのデザインも、背景のラインや色の強弱を巧み使い、縦長ならではの臨場感をしっかりと生み出しています。また、それらの背景は、決して前に出すぎることなく、主として描かれているモノの迫力を失わせる事もありません。
今回は、縦長デザインのインスピレーションとして、国芳の掛物や中短冊を幾つか紹介します。
私もあまり詳しくないので一つ一つの作品紹介は出来ませんが、国芳の絵をただただ楽しんで下さい。
何かしらの参考になれば嬉しく思います。
→ 和風ブログ・サイトランキング★
歌川国芳の掛物絵&中短冊14枚

参照サイト:Japanese Heroes for the Twelve Signs

[2010/04/08 | No Comment | ]

歴史ファン必見!NHKのタイムスクープハンターが面白い

歴史ファン必見!NHKのタイムスクープハンターが面白い

みなさん、NHKの「タイムスクープハンター」という番組をご存知ですか?
NHK・総合で毎週月曜日の22時55分から約30分放送されているのですが、
現在放映されているものは2ndシーズン。
トライアル番組や特番が非常に好評だった為、続編が制作されたようです。
→ 和風ブログ・サイトランキング★
では、一体どんな内容の番組なのかと言うと、未来に存在するタイムスクープ社が、
タイムスクープ技術を用いてあらゆる時代にジャーナリストを派遣。
その時代に生きる人々の営みを映像で記録しアーカイブを作成すると言う番組です。
ジャーナリストを派遣するといっても、毎回派遣されるのは、ジャーナリストの沢嶋雄一(俳優の要潤さん)。
設定では、ジャーナリスト・沢嶋雄一は第二調査部という
歴史の教科書には載らないような対象を追いかける部署に所属し、
歴史の中に埋れてしまった人々の真実の営みを調査する使命を帯びています。
(ちなみに、第一調査部は、教科書に載っているような大事件や人物を取材するようです。)
調査する対象は一回の放送につき一つのトピック。
沢嶋雄一は、その調査対象の中心となる人物や場所に密着し、
様々な事件の中に自ら飛び込んで行き、体当たり取材を敢行します。
例えば、2009年の年末に放送された
「タイムスクープハンタースペシャル 幕末決死行! 江戸牢獄・限界長屋の実態」では、
江戸の長屋・牢獄の取材にのめり込み過ぎた沢嶋雄一が自身も投獄されるという、
非常に危険なめにも遭っています。
しかし、それが逆に、当時、理由もなく捕まる人が多かった事(冤罪の多発)や、
裁判を行う奉行所がいかに様々な癒着や問題を抱えていたのかを鮮明にあぶり出す事にも繋がりました。
タイムスクープハンターは、このように当時の暮らしの中にある物事の真実を、
いかに一般人の視点で描くかという事に重点が置かれているのだと思います。
過去の放送まとめ
セカンドステージでも第一話の放送は終了していますが、下ではセカンドステージ以前に放映されたものをまとめてみました。(参照:タイムスクープハンター – Wikipedia)

タイトル:「お氷様はかくして運ばれた」  対象:「江戸時代の加賀藩の大名飛脚 」
タイトル:「忍者”その真の姿とは」 対象:「戦国時代の忍者」
タイトル:「江戸同心24時 対象:「江戸時代の江戸町奉行所同心 」
タイトル:「戦国救急救命士 対象:「戦国時代の医僧(戦場で医療活動を行う僧) 」
タイトル:「落武者脱出行 対象:「戦国時代の落ち武者 」
タイトル:「リストラ武士の奮戦記  対象:「明治時代の秩禄処分後の士族」
第7回 2009年5月13日 沸騰!闘茶バブル 対象:「室町時代の利き茶で賭けごとを行う武士 」
タイトル:「女たちの関所越え 対象:「江戸時代 の伊勢参りの旅をする女性 」
タイトル:「幕末決死行!-江戸牢獄・限界長屋の実態-」 対象:「幕末江戸・伝馬町牢屋敷での取り調べ実態と、窮民達の打ちこわし」

歴史好きの私にとっては放送タイトルを見るだけでワクワクしてしまいます。
今までにはあまりないタイプの歴史番組ですね。
タイムスクープハンターの見所
タイムスクープハンターの見所はやはり、歴史のマイナーな部分に焦点をあてている事。
従来の歴史番組と言うのは、戦国時代の大大名や幕末の有名人、公家や名士といった、
歴史の教科書に出てくるような人物にスポットがあてられていました。
また、事柄に関しても、歴史に大きな影響を与えた事件や出来事のみに焦点をあて、
日々の暮らしの中にあった些細な問題点に目を向けられる事は殆どありませんでした。
しかし、このタイムスクープハンターは、常に一般庶民の目線に立って様々な問題を紹介してくれる。
そこがまず見所の一つだと思います。
二点目は、カメラワーク。
ドラマの中では、常に主人公である沢嶋雄一の視点で映像が撮影されています。
と言うのも、設定上、沢嶋雄一のみがその時代に潜入し、
自分で撮影をしているという事になっているのでそのようなカメラワークになるのでしょうが、
これが実に臨場感があってドラマの中に引き込まれてしまいます。
沢嶋雄一も未来から来た人物(我々よりも未来人)、そして私達も同じく未来人。
なので、沢嶋雄一の視点から物事を見ることで、過去に起こった出来事に対しての感情移入がしやすくなり、
知らず知らずに引きつけられるんでしょうね。
本当に面白いドラマだと思います。
最後に
このドラマのホームページも見てみましたが、かなりハイテクなイメージに仕上がっていて凄く面白かったです。
番組についての基礎情報や、主人公についての予備知識、さらには撮影に関する番組ブログなど、
ドラマを見るにあたって持っておいた方が楽しめる予備知識がたくさん紹介されていました。
是非一度ご覧になってください。ホームページへは下からどうぞ。
■ タイムスクープハンター
また、タイムスクープハンターの制作スタッフブログも公開されていますので、覗いてみて下さい。
裏話などが書かれていて面白いですよ。
■ EYESブログ:NHKブログ | タイムスクープハンター
最後に、YOUTUBEにもタイムスクープハンターの短い映像が幾つかありました。
興味のある方は少し覗いてみて下さい。
■ YouTube – タイムスクープハンター
→ 和風ブログ・サイトランキング★

[2010/04/02 | No Comment | ]

和風のデザインが”いとをかし”い45サイト

和風のデザインが”いとをかし”い45サイト

和風デザインのサイトを見るのが好きなのですが、ここ最近、それらが溜りに溜まってブックマークが一杯に。
なので、今回はブックマークの整理も兼ねて、私が見ている和風のサイトの一部を紹介したいと思います。一部と言っても数えてみれば45個もありましたので、時間のある時にでもゆっくりと見て下さい。
→ 和風ブログ・サイトランキング★
株式会社セラク
ITソリューション㈱セラクのサイト。狩野派のような豪快な日本画調のデザイン。色も鮮やかですね。

あーとにしむら
友禅の技術を活かした企画デザインを行う「あーとにしむら」のサイト。和柄を使ったアニメーションが綺麗です。

エア参拝
ネタか本気かわかりませんが、PC上で寺社仏閣を参拝出来るサイト。面白いですよ。

黒川温泉 いこい旅館 | Kurokawa Spa Ikoi Inn
旅館のサイトですが、ゆっくりと動く和風の画像が非常に綺麗です。

葵山葵
和風の中でも凄く上品な色・デザインのサイト。あおいわさびと読むようですよ。

日本と遊ぼう
美しい画像が背景として下からどんどん流れてくるのが美しい。2009年に行われたイベント用のサイトですね。

熱田の杜の歩き方
熱田神宮・熱田の杜の紹介サイト。なにかすごく神秘的な雰囲気が漂っています。

レトロモダンなカフェ空間「道後の町屋」(愛媛県松山市・道後温泉)
昭和レトロと和風の雰囲気が凄くよくマッチているサイト。色のまとまりがいいですね。

マクロマリオネット
縦書きでどこか和食屋のおしながきのような感じ。シンプルかつ斬新な印象のサイトですね。

藤枝市観光情報
藤枝市の観光情報が掲載されています。地元の美しい画像と和風のアニメーションがマッチしていますね。

ウエディング│目黒雅叙園
何と言っても画像の迫力が凄い。パノラマ風に動くのにも引き込まれます。

橘香堂(きっこうどう)
綺麗な画像に手書き風のテキストが映えるサイト。シンプルですがお菓子屋さんの雰囲気が凄く伝わってきます。

3Dサウンド福笑
見本通りに顔のパーツを揃えていくといった、福笑風の遊びが出来るサイトです。和風の背景はいいですよ。

天井絵、制作販売 ハンディークラフト州洋
ハンディクラフトの州洋さんのサイトです。サイト内の画像には気品を保ちながらも、大きな迫力も感じます。

かづら清老舗
赤・白・黒のマッチングが凄く良く、余白の使い方もいかにも和の感じがする美しさです。

神峯山寺
画像も美しいし水墨画のようなイラストも雰囲気があります。マウスオーバーした時にドロンとなるのも楽しいですね。

よ志のや
画面いっぱいに使われている和の画像が凄く迫力があります。京丹後市にある宿のサイトですね。

kujaku
中央の孔雀が上下左右に回転し、さらには拡大・縮小も出来る。デザインがかなりシャープです。

黒川温泉 和らく
宿の良い所がそのままサイトの良い所になているような美しさ。趣がありますね。

静観荘
TOPの画像には、ぼかしがかかっているので、どんな温泉なのか想像をかきたてられます。中まで入ると見れますよ。

ウラタダシ
このサイトでも紹介した事のあるウラタダシさんのサイト。ここまでくればもう芸術ですね。

石山染交
東京にある染物屋さんのサイト。仕事風景ががそのまま和のデザインになるというのは凄いですよね。

厳妹屋(いつもや)
広島にある古民家宿。和風とは少し違うかもしれませんが、斬新なデザインが目を引きます。

Jブンガク
NHK・Jブンガクのホームページ。NHKのサイトって意外にかっこいいのが多いんですよね。

強羅花壇 GORAKADAN
画像内にある影が、サイトに深みを出しています。FLASHが美しいとしかいいようがないですね。

はなみち舎 ― 岡山市のレトロモダンな雑貨・和風ファッションのお店
昭和を感じさせる色も綺麗なのですが、縦に伸びるサイトデザインが素晴らしい。すごく可愛いサイトです。

和楽 和の総合演出
朱色のバックに金の菊、さらには二人の着物女性がよくマッチしています。ギャラリーページは対蹠的に黒がベース。

天童荘
ある文字の上にマウスオーバーすると画像が変化する仕組み。金魚の画像なんて風流で良いですよね。


画像一枚一枚のクオリティーが高く、それらがゆっくりと動きながら次の画像に移っていく。こんな所でゆっくりしたいですね。

月桂冠 伝承
画像に使われている酒蔵がカッコいい。お酒が注がれる所なども、見る側の心を揺さぶります。

東京 夢の下町バス
バスが次々と東京の下町を走っていく背景。それぞの名所に使われている画像が凄く可愛い。

小屋場 只只
山口県にある旅館。トップページは明るくナチュラルでPHOTOページはクラシック。このギャップがいいですね。

のみなかま
とっくり頭のゆるキャラがサイト内を案内してくれます。日本酒に関するクイズや料理レシピなどを紹介。

東京お台場大江戸温泉物語
凄く賑やかなサイト。私はこれを見ている時に家族にウルサイと怒られました・・・。でも。デザインは可愛いですよ。

信州善光寺仲見世通り
善光寺の仲見世通りを手書き風の平面イラストにしたTOP。お店のイラストをクリックすると、画像が見れますよ。

神保町へ行こう
神保町の紹介マップ。街全体が和のテイストに溢れていますね。古本屋さんなんて最高です。

名古屋広告業協会ウェブサイト
サイトのロゴに何とも言えない和風の質感があって、いいですね。

Hiroto Rakusho
金や銀の箔を使った創作や修復を手がけるHiroto Rakushoさんのサイト。ギャラリーが綺麗ですよ。

akasaka Sacas 赤坂サカス
こちらもウラタダシさんイラストのサイト。やっぱり画像が綺麗ですね。

ひふみよ 小沢健二 Official Site
画面がどんどん左にスクロールしていく変わったデザイン。スクロールした最後には・・・・・。

京法衣事業協同組合
どっしりと落ち着きのあるサイトデザイン。背景イラストも控えめでコンテンツを邪魔していないです。

白銀屋 – 加賀山代温泉 –
白バックに大胆な黒のテキスト。FLASHも非常にスムーズで和の静けさがサイトから感じられます。

浮世絵師 葛飾北斎 北斎漫画・挿絵・春画にみる北斎の世界
サイト内で使われている北斎の浮世絵が美しいサイト。縦長のサイトなので下へ進んで行くのが非常に楽しい。

初ぶる – Happy New Vibrations to You
ケータイをコントローラーに操作出来るおみくじサイト。動きがかわいくて面白いですよ。

chiiori.org アレックス・カーの見つけた桃源郷「篪庵」
徳島県にある古民家。和モダンな画像が非常に美しいですね。

他にもまだまだ和風のカッコいいサイトはたくさんあります。
すでにご存知の方も多いとは思いますが、「瑠璃色Tradition」さんでも、多くのイケてる和風のサイトが紹介されています。是非、こちらも参照して下さい。
■ 和風デザインでカッコいいサイトのまとめ:その1 at 和の暮らしを楽しむブログ -瑠璃色Tradition-
■ 和風デザインでカッコいいサイトのまとめ:その2 at 和の暮らしを楽しむブログ -瑠璃色Tradition-
■ 和風デザインでカッコいいサイトのまとめ:その3 at 和の暮らしを楽しむブログ -瑠璃色Tradition-

[2010/03/31 | 4 Comments | ]

どんなにモダンな写真でも一瞬で古写真にしてしまう「幕末古写真ジェネレーター」が凄い

どんなにモダンな写真でも一瞬で古写真にしてしまう「幕末古写真ジェネレーター」が凄い

かなり有名なので、すでにご存知の方も多いとは思いますが、
凄く面白いジェネレーターなのでここで改めて紹介します。
(何でもあのアスキーに掲載されたようですよ→和の暮らしを楽しむブログ -瑠璃色Tradition-)
→ 和風ブログ・サイトランキング★
一体どんなジェネレータなのかと言うと、
自分の手持ちの写真をサイト内にアップロードすれば、
どんなにモダンな写真であっても幕末から明治にかけてに撮影された古写真風に変換できるという優れもの。
幕末期の坂本龍馬や中岡慎太郎の写真のような味わい深い写真を
自分の手持ちの写真を使って再現することが可能です。
では実際にどのようになるのかを、一般的な写真を使って試してみたいと思います。
使用する写真はコレ↓
現代の芸者さんが歩いてる、美しい町並みですね。
この写真をジェネレータに入れて変換すると、下のようになります。

カラフルな現代の京都が一気に江戸期の風景に。
凄く味わい深い古写真に変身しました。
横に並べて比べてみれば、二枚の画像の違いがよく分かります。

古写真の作り方
このジェネレータの使い方は非常に簡単です。
まずは、こちらのサイトにアクセスして下さい。
■ 幕末古写真ジェネレーター -写真を江戸時代〜明治時代の古写真ぽくします-
そして、手順は次のようになります。

①自分のPCに保存されている画像を使用する場合は、上のタブを「アップロード」にする。
(画像のURLがすでにある場合は、タブを「URL」に切り替えてアドレスを入力して下さい。)
②「参照」ボタンを押して、自分の好きな画像を開きアップロードする。
③「古写真風にする」のボタンを押す。
そうすると画面の下に古写真が現れます。
④出来た写真を保存したい場合は、
写真の下にある「ダウンロード」を押してお好きな場所に保存して下さい。
作業はたったこれだけです。
凄く簡単ですね。
私は、一時期このサイトにはまり、あらゆるものを古写真にして遊んでいました。
特に、昔には絶対にないモダンでオシャレな写真を入れれば入れるほど、
何ていいますか、写真に面白みが出て、凄く楽しいですよ。
自分のペットの写真などもいいかもしれませんね。
ちなみに桂浜にある坂本龍馬像をこのジェネレーターで変換すると、
あの有名な幕末の龍馬写真のような感じになりました!

面白いのでみなさんも色んな写真を変換してみて下さい。
この「幕末古写真ジェネレーター」には、以下からお進み下さい。
■ 幕末古写真ジェネレーター -写真を江戸時代〜明治時代の古写真ぽくします-

[2010/03/27 | No Comment | ]

幕末・明治の貴重な着物画像まとめ

幕末・明治の貴重な着物画像まとめ

ほんの1世紀ほど前まで、日本人のほとんどが毎日着用していただろう着物。
今では、成人式や結婚式、卒業式など特別な日に着用するものとして認識されている方が多いと思います。
私は個人的に着物が好きで、いつか毎日着物を着てすごしたいと夢見る学生時代でした。
今現在、着物生活を楽しむ日々ですが、日常で普通に着られていた時代の古い着物や布たちに魅力を感じ、居ても立ってもいられないような興奮を覚えます(笑
ということで、今回は個人的に大好きな、日常的に着られていた時代の貴重な着物写真をまとめてみました。
幕末の日常
1862-1864年の間に撮られたとされている一枚。カメラマンは不明ですが、幕末から大正にかけて活躍した写真家の下岡蓮杖ではないかと言われています。
ちょうど、今放送されている大河ドラマ「龍馬伝」の時代ですねー
つけられたタイトルは”BAKUMATSU BALLYHOO — Hamming It Up for the Camera Man On the Streets of Old Japan”
「幕末の馬鹿騒ぎ!カメラにむかって大はしゃぎの面々」といった感じでしょうか。

子供に碁を教える幕末のお父さん
下岡蓮杖による写真。
このように、歯がみえるほど笑っている人物が映った写真はこれが日本初ではないか?と言われているそうです。
子供が着ている着物の素材は木綿でしょうか。手にとってスリスリしたい!
こういった日本の日常的な生活の写真は、海外で土産物として販売されることが多かったようですが、この写真は「母と子」のような扱いで売られていたそうな^^;

明治・着物を選ぶ女性
身震いするほど美しい反物が所狭しと並べられています。
「あら、これもいいわねぇ。。。」「勉強させてもらいますよ~」なんて会話が聞こえてきそう。
もし私がこの場にいたら、物欲を抑える自信がありません。破産しそう。
1895-1905頃に撮られた写真。カメラマンは神戸のT.Takagi(takagi teijiro)

明治・着物を選ぶ女性2
こちらも着物を選ぶ二人の女性。上の画像よりも20年ほど前、1870年代の写真です。
着物を選ぶ左側の女性の羽織は紋付?右側の女性の前掛けは木綿で少し裾がほつれているのが見えます。ふたりとも黒繻子の掛衿付き。
さっきの写真よりも庶民的な感じがするのは、時代のせいなのか、もしくは先程の写真のお店が高級店だったのか?
想像が膨らみます。

明治・帯と日本髪
1880-1890頃に撮られた写真。一人一人の髪型、微妙に違います。
SHOW ME THE OBI ! + THE SEVEN LUCKY HAIRSTYLES of OLD JAPAN (日本髪) のコメント欄によると、一番左の方の髪型は不明・二番目から結綿・ 菊重ね・花月・銀杏返し・勝山・丸髷・高島田 だそうです。

明治・アイロンをかける女性
羽織に炭火アイロンをかける女性。
炭火アイロンは明治時代に広く普及したとの事なので、明治時代頃だと思いますがもしかしたらもう少し後の写真かもしれません。
後ほど色を付けられてたものでしょうが、左側の女性の着物の鮮やかさと半襟・八掛の色のマッチングがおしゃれ

明治・羽織を縫う女性
説明文によると、羽織を縫い直しているという縞の着物の女性。
針に糸を通しているシーンでしょうか?
よく見ると、右手の中指には指ぬきが、左手の薬指には指輪が光っています。

明治~大正 鏡の前で帯を直す
鏡の前で、帯を直す女性。クロス巻いた帯は、当時の流行だったのでしょうか?
足元には「レートフード」と書いてある瓶と箱が見えます。
◆NCM-化粧品・日用品・流通によると、レートフードとは大正に発売された乳液のようです。

パート2に続く(近日公開)

[2010/03/23 | No Comment | ]